こんにちわ。
今日はホームカラーとサロンカラーの違いについて。
髪の毛を染めている人の中でホームカラーとサロンカラーの割合が
6:4もしくは7:3と言われます。
何が違うのか…
①値段
・ホームカラー
いっきに毛先まで薬を塗布する
・サロンカラー
根元と毛先の薬を分ける。
②施術方法
・ホームカラー¥1000以内
・Beauty Shop LAZO¥5000〜
③成分(主な成分)
・ホームカラー
モノエタノールアミン系
(不揮発性)
※臭いは弱いがアルカリが残留してしまう。
・サロンカラー
アンモニア系
(揮発性)
※臭いは強いがアルカリは残りにくい。
アルカリが残留すると髪のキュ−ティクルが開いて栄養分が出てしまい
髪の傷みの原因になる。
④薬の作用(8レベルに対して)
・ホームカラー
10.5レベルぐらいまで明るさをリフトアップさせて染料を入れて
8レベルまで押さえる。
・サロンカラー
9.5レベルぐらいまで明るさをリフトアップさせて染料を入れて
8レベルまで押さえる。
(毛はリフトアップするほど傷むのでホームカラーは
サロンカラーと同じ明度の色でも傷みやすい)
⑤2剤(過酸化水素)
・ホームカラー
6%のみ
・サロンカラー
1〜6%
※過酸化水素とは…
1剤と反応してリフトアップを促進する。
※過酸化水素は薬事法で6%までと制限されている。
サロンの施術では毛先の傷ませたくない箇所には1〜3%、
染まりにくい箇所には6%と分けて施術する。
といった感じでしょうか。
時間のない方、低コストを求められる方に対して決して否定はできないので
すが…
美容師として髪は健康であってほしい。
ということで、これから髪についてもっとお伝えできる事があればと思います。
ごきげんよう。
2014/9/4 山口 ゆーすけ